2023/04/01
投稿者:上京マネージャー
株式会社アウスタのTOKYOCLASSをご覧いただきありがとうございます。
広報担当の西脇です。
2023年4月初めてのコラムはコロナ禍の真っただ中であった昨年2021年3月に入社した春木道洋(ハルキミチヒロ)による自己紹介コラムです。
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TOKYOCLASSを利用されているユーザーの皆様、はじめまして。
株式会社アウスタの春木道洋(ハルキミチヒロ)と申します!
埼玉生まれ埼玉育ちの27歳、埼玉県の工業高校卒業後の18歳から社会に出て働いております。
昨年2021年に当社へ入社した理由は様々あるのですが、一番は......
「高卒キャリアを勝たせたい」
からなんです!
今回のコラムでは自己紹介を兼ねまして、私が「高卒キャリアを勝たせたい」理由、ただ単に自分が高卒だからというところだけではない事をお伝えしたいと思いコラムを書かせてもらいました。
ぜひ最後までお読みいただき、当社にご興味を持っていただけたら幸いです。
2013年4月、桜が綺麗に咲き乱れている時期に工業高校を卒業した私は大手化粧品工場に入社しました。
なぜ化粧品とはあまり縁のない私が、なぜ化粧品工場へ入社したか.....
それは「男社会から少しでも解き放たれるため」「女性が多くいる職場がいい」という下心全開の動機からでした。
が、しかし!......
求人評には女性比率50%と書かれていたのに、入社時配属されたのは工場で思ったほど”華々しい”ところではなく、出鼻をくじかれた思いをしたのを今でも覚えてます......
話が脇に逸れましたが、仕事内容はというとシャンプーやコンディショナーを主とした化粧品の製造作業で、ドラム缶やセメント袋に内包されている粉や液体を製造する機械に投げ入れ、工程表通りに朝から晩まで作る肉体労働でした。
大変な仕事ではあったのですが、それ以上に印象的であったこと―今の私を形成している「発見」―が、その工場にありました。
それは、高卒で入社した先輩が15名以上その職場にいたのですが、自分と全く同じ仕事をしていたということです。
「何年経っても、新人の自分とやっている仕事内容は変わらないのか......
もしかしたら自分も......」
私のキャリアは、そんな絶望とともに始まったのでした......
「このままじゃ一生、製造現場でシャンプーのいい香りに包まれて老後を迎える」と危機感を感じた私は、毎日のように「自分にできそうなこと」を一歩ずつやりました。
まずはみんなより朝1時間早く出勤し、工場の「床磨き」からはじめました。
雑巾を片手に、事務所の床を毎日1時間磨き続ける、それを約1年間......
先輩や同僚には
「どうせみんなが通ってすぐ床が汚れるから意味ないよw 辞めたほうがいいw」
と言われながらも磨き続けました。
ある時、事務所に朝自分が床磨きをしている瞬間に工場長が来ました。
「歩いていて気持ちがいいね」
と褒めてくれたんです。
上司もそれにあやかり
「彼がいつも床を磨いてくれて助かってるんですよ」
と褒めてくれました。
そしたら工場長は言いました。
「今の自分にできることを一生懸命やる人間は、どんどん仕事を任されて貰えるよ。
そういう人間を会社は必要としているのだから」
その言葉から人生が少しずつ逆転していきました.......
入社3年が経ち、21歳になったころ上司から、このように告げられました。
「春木を必要としている職場がある。
お前は目の前のどんなことも一生懸命になれるから期待してるよ、健闘を祈る」
化粧品開発部門への人事異動の辞令でした。
工場から、そして高卒が同部門へ異動になるのは20年ぶりだったとのことです。
化粧品開発部門とは「東大・京大・阪大・北大」など、名のしれた国立大学卒の人達ばかりが在籍する部署でした。
そんな部署に高卒である私が異動になった.......この事実は他の誰が何と言おうと私にとって「キャリアが学歴に並んだ」と思えた出来事であったのです。
異動後は化粧品に必要な知識を勉強するため、高校化学の有機化学の参考書を片手に、先輩に「教えてください!」と1つ1つの単語の意味や使い所を聞いて学ぶ日々を過ごし、言ってしまえば本当に大変な5年間を同部署で過ごしました.......
その5年間では様々な経験を積むことが出来ました。
研究開発とマーケティング部門の橋渡し、BtoBの法人交渉(業務委託)、特許取得、経営層への提案・報告、プロジェクトマネジメント.......
「学歴や知識もスキルがなくても、今いる場所で、本気になって目の前の仕事を続けさえすれば、結果を出すことができる。」
このような確信を5年間で得ることが出来ました。
工場配属時代に、工場長からかけてもらった言葉、
「今の自分にできることを一生懸命やる人間は、どんどん仕事を任されて貰えるよ。
そういう人間を会社は必要としているのだから」
この言葉を信じ、やり抜き、私の人生に思いも寄らない結果をもたらしたのです。
『どんな境遇でも成果を出すことができるし、自分のキャリアを変幻自在にする可能性は秘めている』
そんなことを骨身に刻んで理解した26歳、仕事に人生に満足はしていたのですが、自分の中でやりたいことが明確に目の前に現れたんです。
「学歴職歴スキルがなくても20代キャリアは逆転できる!
そんな人をもっと社会に増やしたい!」
という明確な想い、これを仕事にしたいと。
そこから改めて自分のやりたいことを考えた結果、「人材業界で自分をゼロから試してみたい」と一念発起し、2021年3月に株式会社アウスタに転職しました。
転職に至った経緯や転職をした前後のお話は、次回私が担当するコラムのときに書かせてもらえらたらと思います。
最後までご精読いただき、ありがとうございました!
あなたのキャリアに幸あれ。
●私について
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●リバキャリ『学歴職歴スキルなし20代キャリアを逆転したい人がココロオドル機会を』
https://www.haruharu-career.com/
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20代の可能性は無限大です。
当社はそんな若者の可能性を引き出すことで、社会へ貢献していきたく思います。
今回の春木のように、自分のキャリアを見つめなおす岐路にある人は、お気軽にアウスタへカジュアル面談申込みでまずお話ししましょう!
次回のコラムもどうぞお楽しみに!
皆さん、今回のコラムを最後までお読みいただきありがとうございました。
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